会社用ネームプレート・名札の素材の種類と選び方を解説
多くの人と対面で接する機会が多い業種の場合、社員がそれぞれネームプレートや名札を着けておくことで、コミュニケーションがスムーズになります。ネームプレートや名札には、さまざまな種類が存在します。
場面に合わせて最適なネームプレートや名札を使用しましょう。今回は、会社用ネームプレートや名札の素材の種類や選び方について解説します。
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高級感やデザインに優れたアクリル製と安価なポリプロピレン製
相手に自分の名前や役職を提示するのが、ネームプレートや名札の役割です。昨今ではさまざまな種類が登場しており、デザインや機能面はそれぞれ異なります。代表的ともいえるアクリル製とポリプロピレン製のネームプレートの特徴について、それぞれ見ていきましょう。
1.高級感を演出できるアクリル製ネームプレート
アクリル製のネームプレートの場合、加工を施すことで金属製のような高級感を演出できます。塗装だけでなく、ヘアライン加工を施せば、より本物の金属のような印象を与えてくれるでしょう。
印字に関しては、名前や役職、ロゴをレーザー彫刻機などで掘って刻印します。
このタイプのネームプレートの場合、取り付けのためにクリップや安全ピンが付いています。大きく動くと気づかないうちに外れてしまう恐れがあるので、注意が必要です。会社内など、屋内で使用するのに向いているでしょう。
ネームプレートの部分はアクリル製ですが、クリップや安全ピンに関してはメーカーによって素材の種類はさまざまです。なかには、強力な磁石を使用したマグネットクリップを用いている場合もあります。精密機器や時計、スマートフォン、磁気カードを近づけると故障やトラブルに発展する恐れがありますので気をつけましょう。
2.安価で機能面でも優れるポリプロピレン製ネームプレート
安価で用意したいのであれば、コストパフォーマンスに優れたポリプロピレン製のネームプレートがおすすめです。1つひとつの単価が極めて安いため、手軽に用意できます。
いわゆる吊り下げタイプに分類されるネームプレートで、ケース部分に名前や役職、ロゴが記載された紙などを入れて使用します。首からかけて使用するため、活発に移動する機会が多い現場なのであれば大変おすすめです。
素材は、プラスチックの1種であるポリプロピレンです。そのほか、首から下げる部分や調整するスライダー、取り付けるクリップなどがありますが、これらもプラスチック製である場合が多いです。
ケース部分には、名札となる紙だけでなく、名刺やカードなども入れておけます。必要な場面ですぐに取り出せますので、機能面でも大変優れています。
一方で、常にぶら下がっているのでほかの作業をしている際に邪魔になる可能性がある点には注意です。首にかかっていますので、引っかかって思わぬ事故に発展しないように気をつけましょう。
細かなところで活躍するキーホルダータイプのネームプレート
ポリプロピレン製のネームプレートには、吊り下げタイプのほかにキーホルダータイプが存在します。ポリプロピレン製のネームプレート部分にシールが貼られており、そこに名前や必要な情報を記載して使用します。服だけでなく、カバンなどにも取り付けられるのがポイントです。
一方で、見えやすい位置に付けて使用するわけではないので、相手から確認しづらいデメリットがあります。キーホルダータイプのネームプレートは、人の名前や役職の確認だけではなく、倉庫など重要な鍵に取り付けるとよいでしょう。何に使用される鍵なのか明記しておくことで、区別が簡単につきます。
このように、名前や役職ばかりを相手に伝えるだけでなく、細かなところで活躍するネームプレートも存在します。社内の業務をサポートしてスムーズにしてくれますので、ぜひ活用してみてください。
最適なネームプレート・名札をぜひお選びください
ネームプレートや名札は、ただ名前や役職などを相手に伝えるだけではありません。ロゴやデザインによって、相手に与える自分の印象も変化するでしょう。
社内で使用するネームプレートや名札の場合、社内でのコミュニケーションや業務を円滑にするだけでなく、社外に対するアピールにもつながります。企業に最適なネームプレートや名札を、ぜひ選んでみてください。